ダイアトニックコードを覚えると音楽の世界が広がる

今日はダイアトニックコードについて記したいと思います。

私はギターを始めてから長い間、弾きたい曲をタブ譜を見てコピーしたり、耳コピーをしたりして弾いてきました。それを繰り返し今まで何百曲(位やったと思います)と演奏してきました。

が・・・何百曲もおぼえていられる訳もなく、今弾けと言われたら弾ける曲はそんなにないと思います。ただ覚えているだけだと限界があるのです。

ダイアトニックを覚えることは非常に重要で、将来のギターライフが楽しいものになるもならないも、ここにかかってます。ここは頑張ってマスターしましょう!

ダイアトニックコードを覚えるとどんな良いことがあるか

・まずはダイアトニックコードの説明

・曲のコード進行をキーにかかわらずディグリーネーム化するので進行が覚えやすくなる

・昔覚えた曲でもディグリーネーム化された進行を知ればすぐに思い出せる様になる

・コピーのスピードが段違いに早くなる

まずはダイアトニックコードの説明

ダイアトニックコードの説明をしますが、今から説明をするダイアトニックの成り立ちを全て知らなくても、ダイアトニックコードを活用し、ギターを楽しむことはできるので無理に理解をしなくても問題ありません。実践で利用して、ある時期にこの内容を読んで頂くと、ああ!これはこういう事か、と後からでも理解できます。

とりあえずダイアトニックの成り立ちは置いておいて、下の12種類のダイアトニック表を覚えることから始めても良いと思います。

理論を知ろうとする時の落とし穴というか、一部を理解できないからと、そこで足踏みしてしまうと、深みにはまり時間だけが過ぎてしまいます。とりあえず実践をチャレンジをしていき、後で理論を勉強してみると、あれ?これっていつも弾いてる事じゃないか、などと理論と実践が合致していきます。まずは下に記す12種類のダイアトニックコード表をとにかく実践してみてください。

ではダイアトニックコードの成り立ちを説明をします。例えばキーCの場合です。

下の鍵盤をご覧ください。

ドレミファソラシド(CDEFGABC)それぞれがルートとなるコードが7種類できます。コードは1度、3度、5度、7度と重ねていきます。

まずはCがルートのコードです。1度と3度と5度と7度を重ねるとCメジャー7コードとなります。

次に2のDをルートとするコードにいきます。2度と4度と6度と1度を重ねます。するとD,F,A、CとなりDマイナー7コードとなります。

ここでなぜCがルートの場合はメジャーコードなのにDがルートの場合はマイナーコードなのかという疑問がでてきます。これは上の鍵盤の3と4の間と7と1の間が半音のインターバルになっているからです。ドとレの間が一音(全音)、ミとファの間は半音の関係です。

Cがルートの場合はCからみてEは3度上の音となりますが、Dがルートの場合のFは2度半上、すなわち3度が半音下がっている→マイナー3度となっているのです。ですのでDルートの場合はDマイナーとなるわけです。

このようにE、F、G、A、Bとコードを作っていくと、キーがCのダイアトニックコードが完成します。

コードのうえにあるローマ数字で表現してありますがこれをディグリーネームといいます。例えばキーCの曲の上ではEマイナー7がでてきたら、それはⅢm7(3マイナーセブンス)、G7がでてきたらⅤ7(5セブンス)などと呼びます。

この様に黒鍵がルートとなるものも含めていくと12種類のダイアトニックコードができるわけです。下に12種類のダイアトニックコード表を表示します。演奏するキーに合わせて活用下さい。

12種類のダイアトニックコード

12種類もあるのかと思われるかもしれませんが、Ⅰ~Ⅶまでの付随している△7やm7などの順番は一緒なので覚えやすいかと思います。Ⅰ、Ⅳ、Ⅴがメジャー系、Ⅱ、Ⅲ、Ⅵ、Ⅶがマイナー系など覚えていくと良いと思います。12種類ありますが、いきなり全部を使うわけではないと思います。ロック系でしたらAやEを優先に覚えると良いでしょう。

曲のコード進行をキーにかかわらずディグリーネーム化するので進行が覚えやすくなる

今までコピーしてきた曲でも、自分で作った曲でもコード進行がどのディグリーネームに対応しているかを調べてみましょう。曲といってもキーが様々なので最初はわかりやすいキーCで行うと良いと思います。

スピッツのチェリーを題材として説明をします。aメロの2回目からサビ前までの進行です。

ディグリーネームで表すと、Ⅰ-Ⅴ-Ⅵm-Ⅲm-Ⅳ-Ⅴ-Ⅰ-Ⅵm-Ⅳ-ⅤーⅠになります。

この進行の順番はキーが変わっても変わることはありません。

例えばキーがDだとすると

キーがCであってもDであってもⅠ-Ⅴ-Ⅵm-Ⅲm-Ⅳ-Ⅴ-Ⅰ-Ⅵm-Ⅳ-ⅤーⅠの進行は一緒です。

これを意識して演奏することによりコードのとらえ方がものすごくスピーディーになります。慣れてくるとよく使われるコード進行のパターンなどがわかるようになります。またバンドで演奏する際、ボーカルとキーが合わない場合に、すぐにキーチェンジに対応できたり、良い事ばかりです。

昔覚えた曲でもディグリーネーム化された進行を知ればすぐに思い出せる様になる

それでは昔コピーした曲をディグリーネーム化してみましょう。

私が中学生の時にコピーしたBOOWYNO,NEWYORKをやってみます。

私はダイアトニックコードを知るまではEの次はB,C#mからG#mでE、みたいな感じで覚えてましたが、今はディグリーネームを主に覚えてます。これができると、昔やったことがある曲を弾くとき、キーは忘れたけど進行は出来るみたいなことが出来る様になります。

コピーのスピードが段違いに早くなる

上記で学んだ事を意識し、練習を積み重ねると、何となくよく使われるコード進行が見えてくるようになります。

意外な曲どうしが全く同じコード進行であることがわかり、びっくりしたり、同じ進行だけどキーが違うだけで雰囲気が全然違うことに気づくなど、今までやってきた音楽観がガラリと変わると思います。

慣れてくると、曲のコピーのスピードが今までより段違いに早くなります。またバンドで曲を作る際、例えば、メンバーが作ってきた曲の進行をみんなで拾う際などは、このスキルがあると曲の作成がスムーズに進みます。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

自由にギターが弾ける様に頑張っていきましょう!